JFMC18-9101 (特定研究18)

タイトル;多発性骨髄腫に対するインターフェロンを含む多剤併用療法

集積期間;1991.9~1995.4

集積症例数;

  • 寛解導入療法 1994.8までに196症例(解析症例数;193例)
  • 寛解維持療法 1995.4までに 95症例(解析症例数; 93例)

報告書提出:1999.7

治療スケジュール;

  • <ranimustine、vincristine、merphalan、dexamethazone>による多剤併用とこれに続くIFN-α(週3回、3週間)による交替療法(ROAD-IN療法)を6週ごとに3コース施行。

結果;

  • ROAD-IN療法による寛解導入療法によって20%以上の高い完全寛解が得られ、PR例を含む治療に奏効した症例全体で比較的良好な生存率が得られる傾向が示された。しかし、IFN-αによる維持療法については寛解期間、生存期間いずれにおいてもその有効性は認められなかった。