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 日頃より公益財団法人がん集学的治療研究財団(JFMC)の活動に温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。新しい年を迎え、皆さまにおかれましては、それぞれの思いを胸に新年をお過ごしのことと存じます。

 当財団では、臨床現場に資する研究成果の創出と、その知見を社会へ還元する取り組みを継続して進めております。本号では、当財団が支援する大腸がん術後補助化学療法に関する研究成果が、海外医学誌に掲載されたことをご紹介いたします。臨床判断が難しい領域に対し、データに基づく知見を積み重ねていく意義を示す成果です。

 また、2026年2月22日(日)に開催予定の市民公開講座「乳がんの正しい理解と治療」については、スポンサー各社様のご支援も決定し、開催に向けた準備が最終段階を迎えています。乳がんに関する正確な情報を広く共有し、治療や検診について考えるきっかけとなる場を、多くの皆さまにお届けしたいと考えております。

 本年も、研究成果を適切な形で社会へ還元し、患者さんとご家族の未来につながる活動を着実に進めてまいります。本号もぜひ最後までご覧いただき、当財団の取り組みに引き続きご注目いただけますと幸いです。

※最後に読者アンケートにご協力いただけますと幸いです  
 
 
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「大腸がん T1/T2, N(+)症例における術後補助化学療法の有用性」の研究論文が『Cancers』に掲載

 当財団のデータベース事業支援委員会では、過去に実施した臨床試験のデータを統合し、研究課題を公募して解析を行う体制を整えております。今回ご紹介する研究成果も、この取り組みから生まれたものです。

 本研究は、当財団が過去に実施した7つの大腸癌術後補助化学療法試験のデータを統合し、高知大学の前田広道先生を中心に解析が行われました。大腸癌の中でもT1/T2かつリンパ節転移陽性(N+)の症例は比較的少なく、「術後に補助化学療法を行うべきか」について、研究者の意見は分かれていました。

 本研究では、Propensity Score Matchingの手法を用いて患者の背景を調整し、手術単独群と補助化学療法群の予後を比較しました。その結果、無再発生存期間(RFS)におけるハザード比は、5-FU治療群で0.79、L-OHP治療群で0.64となり、有意差はないものの、補助化学療法群でわずかな改善が認められました。今後の症例蓄積や解析手法の発展により、より明確な治療効果の評価が期待されます。

 本研究成果は、稀少症例に対してもデータを集積し科学的知見を形成していく重要性を示すものであり、T1-2 Stage III大腸癌における治療選択の一助となる貴重な情報です。

 詳細につきましては下記の原著論文にてご覧いただけますので、ぜひご一読ください。

Efficacy of Adjuvant Chemotherapy for T1-2 Stage III Colorectal Cancer

 
 
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YouTube企画公開「若手医師のキャリアと外科医の未来を考える 外科医減少の背景その2」
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 広報委員を務める中山祐次郎先生(湘南医療大学 保健医療学部 臨床教授/作家)との対談動画シリーズ第2回を公開しました。外科医減少の要因として、「外科医療の現場」に焦点を当て、率直な言葉で語っていただいています。

 中山先生は、外科医が高度な技術と強い責任を求められる職業であるがゆえに、厳しい指導や上下関係が当然視されてきた側面があると指摘します。その結果、若手医師や研修医が現場の空気を敏感に感じ取り、距離を置いてしまう現状がある一方で、外科という仕事そのものの魅力を強調します。

 外科医は「自分の手と技術で人を治す」ことができる、極めてやりがいの大きい職業であり、その本質的な価値は今も変わらないと語ります。

 本シリーズでは、外科医療の持続可能性と若手医師のキャリア形成について、課題と可能性の両面から掘り下げていきます。ぜひご覧ください。

▶︎ご視聴はこちらから
 
 
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市民公開講座「乳がんの正しい理解と治療」、スポンサー様のご案内をプレスリリースにて配信
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 2026年2月22日(土)に表参道の「東京ウィメンズプラザ」で開催予定の市民公開講座について、サクラグローバルホールディング株式会社、株式会社日税ホールディングス、朝日生命保険相互会社、キッコーマン株式会社、大鵬薬品工業株式会社の企業5社より、本講座へ協賛及びご支援をいただくことが決定し、その旨をプレスリリースとして発信いたしました。今後も準備を進めてまいりますので、ぜひ多くの皆さまにご参加いただけますと幸いです。

 プレスリリースは こちら

イベント詳細とお申込はこちら
 
 
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 新しい年を迎え、2026年は午年、そして丙午の年となりました。午年は古くから、力強く前へ進む年、行動と挑戦の象徴とされてきました。丙午が持つ「火」の性質もまた、物事を明るく照らし、次の展開へと勢いを与える年回りといえるでしょう。

 当財団においても、本年は研究成果の社会還元や啓発活動を、より一層前に進めていく年と位置づけています。2月に開催予定の市民公開講座を皮切りに、関係者の皆さまと歩調を合わせながら、積み重ねてきた取り組みが、着実に前進しております。

 医療や研究の世界では、地道な積み重ねが未来を切り拓く力となります。本年も、臨床現場に寄り添いながら、確かな知見を社会へと届けていく役割を果たしていきたいと考えております。

 寒さ厳しき折ではございますが、皆さまにおかれましてはどうぞご自愛のうえ、健やかで実りある一年のスタートをお迎えください。

 
 
YouTubeチャンネル・各種SNS「いいね!」「フォロー」お願いいたします!

 当財団の活動について、患者様や一般の方向けに、日々情報発信を行っております。またSNSを通して患者さんや、がん医療に関する活動をされている団体さんや、一般の方との出会いも広がり、当財団の活動へのご支援も頂いております。ぜひ、「フォロー」や「いいね」をお願い致します。
Instagramでは、「遺族に言ってはいけない言葉7選」がもっとも多く視聴されました。引き続き、皆さまが知りたいお役立ち情報を発信できるよう努めてまいります。以下のアイコンより各SNSにアクセスいただけます。

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JFMC刊行物「がん集学財団ニューズ」「がん治療のあゆみ」
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 『がん集学財団ニューズ』『がん治療のあゆみ』を通して、当財団の様々な活動をご紹介しています。
 以下、表紙画像をクリックすると最新号のPDFをお読みいただけます。
財団ニューズ45表紙 がん治療のあゆみ44表紙

 バックナンバーもぜひお読みください。(財団ホームページ内)
  ⇒ がん集学財団ニューズ   ⇒ がん治療のあゆみ



 引き続き、不定期に<がん集学財団メールマガジン>をお届けいたします。
 次回のお届けをどうぞお楽しみに!


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