2023年度
第44回 一般研究助成金申込み要項

  1. 本財団の目的と事業内容
    • 本財団は、がんの集学的治療に関する研究を助成援助するとともに、これに関する成果の解析・評価を行い、がんの最適治療法を確立し、もって国民の健康の向上に貢献することを目的として設立された。なお、2020年度より従来の「がん薬物療法部門」に加え「医療機器部門」を新設し、医療環境の変化に対応させて頂きました。
  2. 助成対象者と対象課題
    • 下記の4要件を満たすものに限る。
    • イ.50歳未満の研究者
    • ロ.同一課題に対して、他から多額の研究助成を受けていないこと
    • ハ.臨床応用が可能となりうる「癌の集学的治療」に関する研究
      (但し、これに関連する研究、たとえば患者の負担を軽減するための研究、患者に優しい癌薬物療法、予後因子の検索、チーム医療の構築、近い将来展開が期待される基礎的研究、がんの集学的治療に繋がる診断方法及びがんの集学的治療に繋がる医療機器を含めた治療方法などの研究の応募も可とします)
    • 二.当財団から助成を受けている場合、助成受領者の応募は受領後5年を経過していること
  3. 応募課題の取り扱い
    • 原則として、応募課題は「一般研究助成金」選考のために使用致します。但し、本財団の臨床試験(実施組織)として支援のご相談させていただく場合もございますので、予めご了承下さい。
  4. 本財団への申告
    • 応募課題の研究結果により、次の臨床試験(jRCT又はUMIN等)への登録を想定している場合には、本財団に申告して下さい。想定している臨床試験について、本財団の臨床試験(実施組織)として支援をご相談させていただく場合もございます。
  5. 採用件数
    • 5件以内
       従来の薬物療法部門に加え医療機器部門で、新たな視点や発想に基づいた斬新な研究概ね1件。
       (但し当面の間は、研究内容により、現状では採用困難となる場合があります。)
  6. 助成金額及び期間
    • イ.金  額 80万円/件
    • ロ.期  間 1年を原則とする。
  7. 申込手続
    • イ.施設代表者の推薦による。
      (学長又は所属学部長、研究所長、病院長、主任教授、研究科長の推薦により各1名応募することが出来る)
      ※押印はシャチハタ不可
    • ロ.推薦及び申込みには、必ず本財団所定の用紙(研究事項 様式②は原則1枚であるが、記載枠を超える場合2枚まで可)を使用すること。
  8. 募集期間
    • 2023年7月1日(土)~8月31日(木)(必着)
  9. 選考結果の発表並びに通知
    • イ.2023年11月上旬、推薦者並びに本人に通知する。
    • ロ.2023年12月上旬、助成対象者には理事長から賞状及び助成金が授与される。
  10. 助成対象者の本財団に対する義務
    • イ.研究経過報告書の提出。(当財団発行の「がん治療のあゆみ」に掲載)
    • ロ.研究助成金収支簿の提出。
    • ハ. 「(4)本財団への申告」に該当する助成対象者は、「選考結果の発表日」より研究成果を公表するまで、
        
      年に1度本財団に、研究の進捗状況を報告すること。
    • ニ.研究成果を公表する際には、本財団助成金による旨を記載し、その別刷2部を本財団に提出すること。
  11. 連絡先並びに推薦書送付先
    • 公益財団法人 がん集学的治療研究財団
      〒136-0071 東京都江東区亀戸1-28-6 タニビル3階
      TEL:03(5627)7593  FAX:03(5627)7595
    • ご不明な点等ありましたら、こちらの お問い合わせフォーム をご利用ください。

 ※ 贈呈式並びに研究発表会
2023年の研究助成金贈呈式並びに研究発表会の開催は諸事情により見合わせることになりました。
何卒ご理解賜りたく、お願い申し上げます。