「一般研究助成事業」
がん治療は、基礎研究の成果が臨床に直結できる最も優れた分野と考えられています。そこで、新たながん集学的治療法を開発し、次世代型がん医療を確立するため、研究者に幅広い助成を行い、世界に発信できる治療法を開発するためのシーズ作りとして、一般研究助成事業を展開しています。
【助成対象者による一般研究発表会・贈呈式の様子】
【助成対象者の研究内容をまとめたがん治療のあゆみ】
「臨床研究事業」
北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から延べ約3,100病院の協力を得て、大規模・多施設・共同での医師主導型臨床試験を展開してきました。この臨床試験は寄付金を用いて、公平な立場による財団事業として企画し、「患者に優しいがん治療法」の確立を目指し粉骨努力しています。
【臨床試験説明会の様子】
「多国間臨床試験への参加」
がん治療の発展は、世界的な課題です。当財団も欧米諸国と共同試験を開始しました。
「論文発表」
「学会発表」
【事務局会議室に学会発表時に作成したポスターを掲示しています】
毎年二回、財団の行ったさまざまな事業活動やトピックス等を載せた財団ニューズを発行しています。
「患者に優しいがん治療法」の研究も重要な課題ですが、一般市民にがんとはなにかを理解してもらうとともに将来がんにはならないための生活習慣の改善やがん予防を一緒に考える市民公開講座を開催しています。
以上の様に、当財団では1980年の設立以来、上記事業を展開してまいりました。すなわち、ヒトのがんは多種多様であり、高齢化により発生頻度が増加(国民の半数ががんに罹患する時代)しています。また、がんは慢性疾患のため、長期間の治療が必要と考えられています。それゆえ、治療継続には「患者に優しい効率的ながん治療法」が不可欠であります。当初から、これらを当財団の使命・役割と認識し、努力してまいりました。この事業の継続、さらなる発展のためには、皆様の優しさと「がん患者さんへの思いやり」が必要不可欠です。ぜひ、多くの皆様には当財団事業にご理解頂き、資金面でもご賛同のうえ、ご支援賜わりますよう、お願い申し上げます、なお、皆様方からのご支援を以下の手続きでお待ちしております。